５／１０ 金 朝刊
政治資金改革案、自公が合意 政策活動費・パー券、公開範囲先送り 透明化に消極姿勢
能登地震関連死、申請９０人超 死者数、大幅増の可能性
実質賃金、２４カ月連続減 過去最長 物価高に追いつかず
聖火出発 パリ五輪
折々のことば：３０８２ 鷲田清一
自分の後ろ姿は全き完了形として手も眼（め）も加えることが出来ない。
（藤田省三）
（天声人語）生まれて初めての投票
生まれて初めて選挙で投票したときは、すでに７５歳だった。ネルソン・マンデラのことである。その１９９４年の選挙では辛抱強く列に並んだ有権者たちこそが「奇跡の象徴」だと誇らしげに語った。引退後に体が弱っても、地方選でも必ず投票所へ足を運んだ▼▼▼ウブントゥはアフリカ南部の言語で「あなたという人間がいるから、私が人間でいられる」という意味があるそうだ。寛容さや助け合い、許しの概念を指す▼信念を貫いて得た権利を、マンデラは大切にした。８７歳のとき、地方選の投票後にこう語った。「この先何年も何年も投票したい。たとえ死んで墓に入っても、目を覚まして投票しに来るつもりだ」。日本で選挙が来るたびに、この言葉を思い出す。
◆５／１０ 夕刊
玄海町長、核ごみ調査受諾 処分場選定、第１段階に
イチゴ農家、プレーボール プロ野球選手「次は経営者に」１位
経常黒字、過去最大２５兆円超
素粒子
夕方の食品売り場の緊張感。シール貼る人と商品取る人の、競技カルタのような手さばき。半額シールは正義、のご時世。
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最長の実質賃金減時代を庶民はしぶとく生きている。「経済再生 実感をあなたに。」と首相が微笑（ほほえ）む自民動画が空々しく。
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こちらは半額シール貼れず。パー券の公開基準額。５万？ いや１０万で勘弁してよ、って。裏金の張本人が何言ってるの。
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