◆3/11 月 朝刊
進んだ復興事業、縮む人口 東日本大震災13年
訪問介護事業、36%赤字 「高利益率」理由に報酬減、中小は苦境
折々のことば:3024 鷲田清一
「私を野に放ってください」 (被災地の区役所職員)
(天声人語)311への手紙
宮城県女川町を見下ろす丘の上で、これを書いています。いかがお過ごしですか? あの日と同じように、さっきまで小雪が風に舞っていました。あなたたちを忘れぬようにという空からのメッセージでしょう▼▼▼▼▼いや問うべき相手はあなたではなく、遺(のこ)された私たち自身でしたね。震災後の社会をつくったのは私たちなのですから。それでは、またお便りします。この丘からならば、きっと届くと信じています。
◆3/11 月 夕刊
思い続ける、この先も 東日本大震災13年
アカデミー賞ダブル受賞 「ゴジラ-1.0」視覚効果、「君たちは」長編アニメ
素粒子
「君たちはどう生きるか」オスカー受賞。3月11日は、40年前に「風の谷のナウシカ」が封切られた日でもある。
◇
「多すぎる火は、何も生みやせん。火は森を一日で灰にする。水と風は百年かけて森を育てるんじゃ」。風の谷の老人の言葉が、いまに届く。
◇
あの日から13年。いまだ3万人が故郷に帰れず。地震大国に再稼働のかけ声が響く。
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