こんな記事を私も書きたかった。
■名前、やっと文中で書けたが
妻の呼び方には困りました。
「妻が……」と言うと、「私は刺し身のつまではありません」と言うのです。
「家内が」と言うと、「私はずっと外で働いてきました。家外です」。
「連れ合いが」と言うと、「私は連れられてなんかいません。自分で歩いていきます」。
「細君が」と言うと、「私は細くなんかありません。太っています」。
「配偶者が」と言うと、「私は割り当てられてなんかいません。誰にも縛られていません」。
「お母さんが」というと、「あなたのお母さんではありません。
「私は京子、京子さんと呼んで! ねえ、睦男さん」と言って、あちこち駆け回っていました。
私は面と向かって「京子さん」と言うことはできませんでしたが、文中では書けるようになりました。
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