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コロナ治療薬「レムデシビル」、厚労省が保険適用へ…引き続き患者負担なし
2021/08/03 18:33
新型コロナ
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厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の治療薬として特例承認された抗ウイルス薬「レムデシビル」を保険適用とする方針を固めた。4日に開かれる中央社会保険医療協議会(中医協)に提案する。新型コロナは指定感染症なので、保険適用後も治療費の患者負担は生じない。
厚生労働省
レムデシビルは点滴薬で、中等症と重症が対象。関係者によると、1瓶(100ミリ・グラム)の薬価は約6万3000円。成人には通常6瓶使う。対象患者は今年度で約4万2000人、販売額は181億円と見込まれる。
従来は厚労省が買い上げて医療機関に配分していたが、安定供給の見通しが立ったことから、製造元の米ギリアド・サイエンシズ社が広く流通させるために保険適用を申請した。
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