2011年(平成23年)3月11日(金曜日)14時46分18秒(日本時間[5]宮城県牡鹿半島の東南東沖130キロメートル (km)(北緯38度06.2分、東経142度51.6分、深さ24 km)を震源とする東北地方太平洋沖地震が発生した[6]。地震の規模はモーメントマグニチュード (Mw) 9.0[7][注 1]で、発生時点において日本周辺における観測史上最大の地震である。

震源域は広大で、岩手県沖から茨城県沖までの南北約500 km、東西約200 kmのおよそ10万平方キロメートル (km2) に及ぶ[8][9]。最大震度は宮城県栗原市で観測された震度7で、宮城・福島・茨城・栃木の4県36市町村と仙台市内の1区で震度6強を観測した[10]。観測された最大加速度は宮城県栗原市のK-NET築館 (MYG004) 観測点[11]で、2933ガル[12]