長岡京市が奥海印寺に整備した「西代里山公園」が29日、オープンし、公園誕生記念祭が開かれた。開園を待ちわびていた多くの親子連れが訪れ、催しや飲食物を楽しみながら元気よく体を動かした。
同公園は、総面積約3万7千平方メートル。芝生広場や子ども向けの遊具が設置され、子どもが稲の栽培を体験できる水田などを備える。地下には雨水をためる調整池もあり、防災拠点でもある。工事が遅れている管理棟は、7月に完成予定。
式典で中小路健吾市長は「大勢の方々の尽力で完成した公園。幅広い世代が憩い、里山の原風景がよみがえるような場所になってほしい」とあいさつした。その後、長岡第四中吹奏楽部による演奏や、園名を記した石碑の除幕式が行われ、関係者らが開園を祝った。
公園内では、ポールを使って歩くノルディックウオーキングや円盤を使ったニュースポーツのスカイクロス、綱渡りを体験するスラックラインなどの体験コー ナーが設けられ、多くの来場者たちが楽しんだ。娘2人と遊具で遊んでいた能村晃一さん(40)=同市奥海印寺=は「開園を楽しみにしていた。芝生なので、 子どもを思い切り遊ばせることができる」と笑顔を見せた。
また、たけのこご飯や豚汁、ゴーヤーの苗などが無償で提供され、開演前から長い列ができていた。
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