●新選 五体字鑑 鈴木 香雨
1.上
上
- (学校で教えている筆順)
- [1]
字源[編集]
- 指事、物が下敷きに載っている様を表す。
甲骨文字 | 金文 | 大篆 | 小篆 |
意義[編集]
- うえ
- (高い所へ)のぼる
- よい、すぐれている
- 地位や身分が高い
- 順序が先に来る
- 表面
- 全体を区切った中で、はじめの期間
- 上旬、上半期
- みやこ
- 上方、上り線
- 場所
- (熟語の下について)~について、~と関連して
日本語[編集]
2.下
下
字源[編集]
- 指事、物が基準の下にある様を表す。
甲骨文字 | 金文 | 大篆 | 小篆 |
意義[編集]
- した
- 地下、下地、下段
- おりる
- 落下、降下、下山
- おとる、みにくい
- 下品、下劣
- 地位や身分が低い
- 下人、下男
- 順序が後に来る
- 年下、格下
- 全体から見て、後にくる期間
- 下旬、下半期
- 影響を受ける立場
- 影響下、傘下、門下生
- あらかじめ用意する
- 下拵え、下調べ、下見
日本語[編集]
発音[編集]
名詞[編集]
◆漢語林
1.上戸
2.下戸
じょう‐ご 〔ジヤウ‐〕 【上戸】
《人数の多い家、すなわち婚礼に用いる酒の瓶数の多い家の意からか》
1 酒の好きな人。また、酒が好きで、たくさん飲める人。酒飲み。⇔下戸(げこ)。
2 他の語の下に付いて複合語をつくり、酒に酔うとよく出る癖の状態を表す。日常の癖についていう場合もある。「笑い―」「泣き―」律令制における4段階の「戸」。
大戸(たいこ) ……… 1戸内に8人以上の成年男子のいる戸。
上戸(じょうこ) …… 1戸内に6~7人の成年男子のいる戸。
中戸(ちゅうこ) …… 1戸内に4~5人の成年男子のいる戸。
下戸(げこ) ………… 1戸内に2~3人の成年男子がいる戸。
成年男子の数、つまり納税の多寡によって、飲める酒の量が異なっていた。
税を多く納める上戸はたくさん飲んでよい、税の少ない下戸は少ししか飲んではいけない。
このことから、大酒飲みを上戸(じょうご)、飲めない人を下戸(げこ)というようになった。
ということ。
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上戸を調べているときに、出くわしました。
http://blog.livedoor.jp/aishudeito/
容器の材質
デザイン
容量
アルコール度
・・・・・・め 目 視点
さしで
『サシ』の解説
サシとは「差し向かい・差し向かう」が略されたもので、漢字では差しと書き、二人で向き合う(対座する)ことを意味する。また、ここから「二人で(する)」という意味でもサシは使われる。具体的には「サシで飲む(サシ飲み)」「サシで勝負する(サシでケリをつける)」といったものがこれに当たる。ただしサシといった場合、例のような実際に向き合ってする行為やそれに準ずる行為にのみ使われ、「向き合う」と関係ない行為には使われない(例:「二人で花を育てる」を「サシで花を育てる」とは言わない)。
コメント
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