今朝の朝日新聞
岩村 暢子 「食と家族」研究家
舌でなく、頭で選ぶ時代に
-日常から遠ざかる和食-で、ユネスコの無形文化遺産に登録される前に・・・日本食文化のユネスコ無形文化遺産登録
を ・・・・・・で知る。
今夜は、安田先生の講義の中に・・・・・・和食 和食
水くささ・・塩が決め手、脂肪と糖が控えめ・・・日本食は目で、くちの周りに「いやしほくろ」 、父母に感謝/メタボ撲滅だあ~。
@吹田市メイシアター第1会議室にて 19:00~20:45
飽食から崩食の時代の今・・食の流れを概観してみると
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日本食文化を、ユネスコ無形文化遺産に。
我が国には、多様で豊富な旬の食材や食品、栄養バランスの取れた食事構成、食事と年中行事や人生儀礼との密接な結びつきなどといった特徴を持つ素晴らしい食文化があり、諸外国からも高い評価を受けています。
一方で、世界では自国の食に関する分野をユネスコの無形文化遺産として登録する動きがあり、フランス美食術、地中海料理、メキシコ、トルコの伝統料理といった食文化が社会的慣習として登録されております。
日本の食文化については、世界的に見ても特徴的であり、これが無形文化遺産と認められることは世界の文化的多様性を豊かにすることともなり、非常に大きな意義を持ちます。
このようなことから、我が国においても日本食文化の無形文化遺産登録を目指し調査、検討を重ね、平成24年3月に「和食;日本人の伝統的な食文化」と題してユネスコへ登録申請を行いました。
今後は、ユネスコの検討、審査を経て、平成25年12月に可否が決定される予定です。
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ユネスコ無形文化遺産に登録申請した「和食;日本人の伝統的な食文化」とは
「和食」紹介リーフレット |
日本語版(PDF:1,105KB)
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英語版(PDF:964KB)
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南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。
このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録申請しています。
「和食」の特徴
多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と表情豊かな自然が広がっているため、各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。
栄養バランスに優れた健康的な食生活
一汁三菜を基本とする日本の食事スタイルは理想的な栄養バランスと言われています。また、「うま味」を上手に使うことによって動物性油脂の少ない食生活を実現しており、日本人の長寿、肥満防止に役立っています。
自然の美しさや季節の移ろいの表現
食事の場で、自然の美しさや四季の移ろいを表現することも特徴のひとつです。季節の花や葉などで料理を飾りつけたり、季節に合った調度品や器を利用したりして、季節感を楽しみます。
正月などの年中行事との密接な関わり
日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。
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ご好評につき、日本語版リーフレットの配布は終了いたしました。ご協力ありがとうございました。
各自で印刷いただく場合には、A4短辺とじ両面でプリントアウトし、3つ折の上、ご活用ください。
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参考資料:日本食文化のユネスコ無形文化遺産登録について(概要)(PDF:757KB)
参考資料:無形文化遺産の代表的な一覧表への記載についての提案書(仮訳)(PDF:627KB)