1お盆休み 帰省
帰省(きせい) 【季語の分類一覧】
帰省子(きせいし)
「夏-生活」の季語
故郷を離れている学生や会社員が長期の休みを利用して、郷里に帰ること。俳句では夏休みの帰省をさすことから夏の季語とするが、実際に帰省がピークを迎えるのは八月半ばの月遅れの盆前後で秋。
うちつけに夜の戸叩く帰省かな 高橋淡路女
桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな 水原秋櫻子
さきだてる鵞鳥踏まじと帰省かな 芝不器男
水打つて暮れゐる街に帰省かな 高野素十
帰省子を籠の小鳥のいぶかれる 青柳志解樹
帰省子に腹ばふ畳ありにけり 生田恵美子
帰省子も乗せて出て行く漁船かな 酒井
コウノトリ
風鈴