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『空から日本を見てみよう』(そらからにほんをみてみよう)は、テレビ東京系列で放送されているバラエティ番組・紀行番組である。
概要
番組冒頭の「もしもし、そこのあなた。たまには空から日本を眺めてみるのはどうじゃろう。」というナレーションの通り、ヘリコプターによる空撮映像を用い、2つの雲が空を散歩する設定で日本各地の名所・建物や自然・風景などを探索する番組。空から気になったポイントなどは地上での取材と合わせて紹介する。関東地方を中心に全国各地を探索する。
2008年に『日曜ビッグバラエティ』で2回放送された後、2009年10月15日から毎週木曜日にレギュラー放送される様になった。なお、同年12月から地上アナログ放送ではレターボックスで放送されている[1]。
永井チーフプロデューサーによると、旅番組の延長線上からの発想ではなく、スタッフの中に永井や放送作家の伊藤正宏を始め、変わった建物が好きな者が多かった事から生まれたという[2]。「男の子が本能的に喜ぶ事に忠実にやる」事を裏コンセプトとするなど、旅行番組とは異なる演出を意識しており、観光名所やグルメスポットの紹介などはあえて控え目にしているという。また、取り上げる対象を探すためにGoogle Earthのみに頼らず実地探索を行ったり、建造物にテロップを付けるのに長時間を費やしたりするなど、手間がかなり掛かっているという。
番組中の地図提供は基本的にマピオンが、航空写真の提供はBing Maps又はYahoo!が、それぞれ行っているが、状況によりGoogle マップやgoo地図が採用される事もある。
2009年11月度の月間ギャラクシー賞を受賞している。2010年10月からエンディングで次回予告を紹介する様になった。
出演者・キャラクター
番組の演出として、芸能人やアナウンサーなどの出演者が一切登場しない。その代わりとして、雲を模したキャラクターの掛け合いを軸に番組は進行する。
- 乗り物が好きな9611歳(人間では63歳に相当)という設定がある[3]。低気圧生まれ。目の下に白髭の様な雲が付いている。ポジションは画面向かって左。
- 住民などに話を聞く時には「くもじいじゃ!」(時には「そこのおぬし!」)と名乗る事でどこにでも入れる、いわゆる「顔パスキャラ」[2]。
- 口癖は「なんじゃ、こりは?」[3]。また、語尾に「〜のぅ」や「〜ちょる」と付けて話す事が多い。
- 感動すると、よく「ええのぉ〜」と言う。くもみから質問された事を説明できない時は「知らん!!」ときっぱり言う。鉄道の車両基地などを通る時は「空から線路を数えてみよう」などの後に「ひー、ふー、みー…」と言う。
- 番組内では卓球や乗馬、ボウリングなど様々な挑戦をやる事もあるが、その際はぬいぐるみによる実写で登場する時がある(当然、画面左端からいなくなる)。
- また、体育会系気質なのか先輩キャラクターに対しては敬意を表し、以下の様な敬称を付けている(一部例外あり)他、「モチのロン」「バッチグー」「レッツラゴー」といった昭和の流行語を使う事もある。さらに、レンタルビデオ店にも通っているらしい。
- 長い階段や急な坂道を上るなど地上での移動距離が長いと、手足が無いにも関わらず息切れする。(くもみも同様だが、年のせいか頻度はくもじいが多い)
- くもじいの弟子[4]で、くもじいのフォローを得意とし、963歳(人間では17歳に相当)という設定である[3]。ポジションは画面向かって右。
- 上方にリボンの様なピンク色の雲が付いている。
- 住民などに話を聞く時には「すみません、くもみですけど…。」と名乗る。口癖は「一体、何なの〜?」[3]。
- また、渋谷駅周辺を飛んでいると柳原の持ちネタである渋谷109のショップ店員のものまねをやろうとするが、いつもくもじいに止められるのが定番となっている。
- 他の番組の宣伝があると「これって番宣ですよね?」とくもじいに問い詰める。
- なお、柳原はこの番組の事を「10分で確実に寝られる番組」と評している(ネガティブな意味ではなく、見ていてストレスのない番組という意味)[2]。
- おいしそうな食べ物を見るといつも「じゅるる♪」と言う。好みのタイプは入道雲。
特番時代の声の出演
- 藤村俊二 - 案内役「じい」
- 八木亜希子(元・フジテレビアナウンサー) - 第1回を担当
- 松丸友紀(テレビ東京アナウンサー) - 第2回を担当
主なコーナー
- 通常コーナー
- コーナー開始時は画面が一枚画になり、コーナーによって色が異なっている(スカイプレイバックを除く。カッコ内は一枚画の色)。
- 一戸建て住宅やビルの屋上に建つ一軒屋を紹介する。屋上ハウスが好きという設定のくもじいがコーナーを進行する。スタートナレーションは伊武の声で「ビルの屋上に立つ一軒家の謎に迫る今週の屋上ハウス」。公園アニマルズ開始前は定期的に放送していた。
- 上空から見て「トンガっている」建物の角度を「トンガリ計測部」が巨大分度器を用いて測定する。また、建物の内部もトンガリポイントと併せて紹介する。「トンガリ物件」が好きなくもみがコーナーを進行する。そのため、スタートナレーションは柳原の声で「とんがってるのが好き。測れ!トンガリ計測部」。
- 「#33 江戸川区」では、葛西のトンガリ建物に加えて、小岩の善養寺の樹木の計測も行われた。
- 「#34 沖縄」では、那覇市内のトンガリビルの計測にスタッフがアロハシャツで計測を行った。
- 「#37 東京・横浜 夜の夜景」では、六本木のディスコで番組の画面とBGMが流れ、そのBGMに合わせて踊っている姿(計測部員を含む)も見られた。
- 「#57 空から環七のラーメン屋さんを数えてみよう」では、点滅している追っかけテロップのラーメン店についておすすめメニューの高さの計測を行った。
- 放送2年目の2010年10月からは、番組スタッフによる計測部員に代わって、主に現地に関係する女性PR担当者(ミスコンテスト受賞者や大使など)が計測を行っている(稀に計測部員と一緒に計測する事がある)。これにより、計測部員はマンションなどの長い建物の長さを計測する時がある。
- 番組のホームページにて、テーマに合った物件の募集を行っている。
- 特に明確な基準は決められていないが、約45度前後が標準と見られており、これより角度が狭い方が好まれる傾向にある。
- 発見する施設が特に歴史のあるポイントの場合、その歴史を説明ナレーションの横尾が解説する。スタートナレーションは横尾の声で「実は空から見た風景にも歴史があります。スカイプレイバック 〜空に歴史あり〜」。このコーナーのみ、開始時の画面は昭和40年代前期の東京上空の風景を映している。
- 植物に覆われた建物を紹介する。くもじいが進行するので、スタートナレーションは伊武の声で「生まれる前からエコだった。たまに出てくるモジャハウス。」。ナレーションの通り、登場頻度は若干低い。
- 公園の風変わりな動物型遊具を捕獲・観察し、公園アニマル図鑑に記録する。これもまたくもじいの進行で、スタートナレーションは伊武の声で「晴でも雨でも嵐でもいつも笑顔の公園アニマルズ」、ラストナレーションは野崎の声で「そんな公園アニマルの捕獲に、くもじいは見事成功しました」。コーナーの最後に公園アニマル図鑑が逆開きでアニメーションするが、数が増えたことにより途中で早めくりで飛ばすようになった。この間にくもじいが「いつかは写真集に・・・」「いつかこれがトレカ・・・」とつぶやくが、くもみに「なりません!」と否定する会話が行われることもある。コーナー進行はくもじいだが、網を投げる捕獲役はくもみである。捕獲時の掛け声は「うりゃー!→ていっ!」。
- 公園アニマルの紹介シーンでは番組が考えたであろうネーミングと年齢(設置からの年数)が発表され、公園アニマルの特徴が紹介される。
- 「#53 隅田川」で唐突に公園アニマルズの人気投票が発表された(2010年11月から募集)。第一位は2010年7月22日放送の「多摩川源流と天空の村々」で紹介された「伸び猫」。
- 名所・施設などの中に隠れている着ぐるみのキャラクター(主にご当地ゆるキャラ)を上空から探す。制限時間は20秒。スタートナレーションは伊武の声で「きっとどこかにいるはずじゃ。空からアイツを探してみよう」となっている。突然コーナーがスタートし驚くくもみに対し、くもじい曰く、「ちょっとした遊び」と言っている。
- 「くもじい」関連の情報や今回訪れてる場所でテレビ東京のニュース番組の「TXNニュース」で紹介されてない情報を「くもじい」と「空から日本を見てみよう」のスタッフが調べて紹介するニュースするコーナー。「くもじい」と「くもみ」がその場所の現場に行きレポートする。
- 突発企画
特にコーナーとして時間を区切る訳ではないものの、恒例となっているプチコーナーも充実している。下記にその一例を示す。
- 鉄道路線がテーマで車両基地の上空を飛ぶ時にその線路の数を数える「空から線路を数えてみよう」がオリジナル。その他に、交差点の上空を飛ぶ時に交差点を通る道路の数を数えたり(「交差する道を数えてみよう」)、大規模団地の上空を飛ぶ時に建っている団地の数を数えたり(「団地の数を数えてみよう」)などのバリエーションがある。
- 学校・団体などの上空を飛ぶ時にその学校の生徒などが人文字を披露する。基本的にくもじぃの人文字だが、一度だけくもみの人文字になった事もある。
- 番組のホームページにて、テーマに合った披露する学校・団体の募集を行っている。
- 用語
- 東西南北を道路に囲まれ飛び地の様になっている場所にある家(小屋)のこと。
- 高台や海岸沿い、線路沿いなど部屋の中からの眺望が素晴らしいと思われる家のこと。実際にお邪魔して、眺めを見せてもらう事が多い。
- 紹介するテーマが都道府県・市・区の場合、その地域の名産・生産・発掘・盛んなどの自慢と主張を紹介する。ベスト3を紹介する事もある。
- 他番組のパロディ
時折、他の系列局の番組やCMのパロディも交えるが、タイトルや音楽が番組に関係するものに変更されている(タイトルの一部を「雲」や「空」などに変えるなど)。
主なBGM
- オープニング
- 中村幸代『Land of Innocence(ランド・オブ・イノセンス)〜希望の大地』[5]
- 空撮映像など
- MR.FANTASY'S LOVE/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 地図による飛行ルート説明中
- ジェイク・シマブクロのウクレレ曲/Hula Girl, Rainbow, Skyline, With U Always, I've Been Thinking, Mama I'm Coming Home, Time After Time, Sunday Morning, On The Road, Love Is, Me And Shirley T., Making A Perfect Yesterday, Toastmanland, Circle Of Friends, Coffee Talk など
- 葉加瀬太郎のバイオリン曲/エトピリカ、Angel In The Sky など
- DEPAPEPE/START など
- ブルー・トレイン/ジョン・コルトレーン - 施設内の見学中
- PE'Zの曲各種 - 飛行中や施設内の見学中など
- Firecracker/YMO - 空から何かを発見した時
- コーナー
- ELECTRIC LADY LAND/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 「屋上ハウス」冒頭
- Theme Of Luxury/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 「トンガリ計測部」冒頭
- MPF/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 「トンガリ計測部」トンガリの内部紹介
- YOU MUST LEARN ALL NIGHT LONG/Fantastic Plastic Machine(LUXURY) - 「トンガリ計測部」角度計測時
- YOUNG DIXIE RUNNERS/HALFBY(SIDE FARMERS) - 「もじゃハウス」
- Coro Coro Sound System/HALFBY(GREEN HOURS) - 「公園アニマルズ」冒頭
- SCARECROW MAN/HALFBY(SIDE FARMERS) - 「公園アニマルズ」アニマル捕獲後
- CHECKMATE/澤野弘之(「ハチワンダイバー」オリジナル・サウンドトラック) - 「スカイプレイバック」
オープニングや提供クレジット前後になると、決まったBGMが流れることが多い。但し、2時間スペシャルの場合は提供クレジット前後に違うBGMを使うことがある。
追っかけテロップの背景の色
レギュラー放送で使用される追っかけテロップの背景の色は以下の通り。
この項目では色を扱っています。
閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
- 追っかけテロップは対象物の映り始めから終わりまで表示し続けたり、途中から表示する2パターンがある。画面右下の提供クレジット表示やエンディングでの制作クレジット表示が行われている間、その部分と被りそうな追っかけテロップは直前で消滅し、復帰する事はない。また、画面中央に提供クレジットが行われている間は、すべての追っかけテロップが一時的に消滅し、終了直後に再度表示する。この他、赤の背景色も設定される時がある。
- 蛇足だが、「#30 多摩川源流と天空の村々」では、奥多摩駅上空飛行後にデイリーヤマザキのロゴマークが表示されていた。これより先、コンビニエンスストアがないことからの表示である。
- 「人」の表示は番組で詳しく紹介した人物などに示し、瀬戸内海の回などで登場している。マンションの選考基準は不明。
- 「#54 秘境の鉄道スペシャル」では、背景色が紺色の温泉が登場し、名称の左に温泉マークが付けられていた。また、喜多方の上空を飛んでいる時には背景色が黄色のラーメン店が登場し、名称の左にラーメンのカットイラストが付けられていた。
- 「#57 空から環七のラーメン屋さんを数えてみよう」では、ラーメン店(背景色が黄色)について左側に数字がカウントされていた。
放送履歴
スタッフ
- 構成 - 伊藤正宏・鈴木工務店
- カメラ - 野口克也・宮川量康
- ビジュアルフォーマット - 松本哲也
- VTR編集 - 武藤努・米沼元之
- MA - 大矢研二
- 音効 - 大久保吉久
- CG - 長澤剛史
- キャラクターデザイン - ニイルセン
- 番宣 - 大橋朋子(テレビ東京)
- デスク - 後藤由枝(同上)
- AD - 伊藤哲・操谷亮・板橋由香利・中村優一郎・改發みなみ・鈴木麻里恵
- ディレクター - 末永剛章・柴幸伸・高橋弘樹・田中晋也(以上テレビ東京)・立野明史・市葉純一(以上零CREATE)豊川康成(フリー)
- プロデューサー - 高瀬義和(テレビ東京)、酒井英樹(零CREATE)
- チーフプロデューサー - 永井宏明(テレビ東京)
- 技術協力 - ヘリテック・エアロサービス、テクノマックス、テレビ東京アート、3×7
- 制作協力 - 零CREATE
- 制作著作 - テレビ東京
過去のスタッフ
- ディレクター - 杉本憲隆・帆足誠仁・小平英希
- プロデューサー - 越山進・井関勇人
ネット局・放送時間
特別番組
レギュラー放送
現在放送中の局
過去に放送していた局
- 仙台放送(『日曜ビックスペシャル』において放送された2回のみ放送)
- 山梨放送(2010年4月に「#15 中央線」2時間スペシャルを単発放送)
- 新潟総合テレビ(2011年4月18日終了)
- テレビ山口(2010年7月2日まで)
- テレビ熊本(2010年10月15日終了)
- 長崎放送(2010年10月23日に「#36 長崎市」を単発放送)
- 岐阜放送(同時ネットで放送されていた)
備考
- 2時間スペシャルの場合、一部ネット局では2回に分けて放送を行う事がある。また、一部の回を飛ばして放送する場合もある。
- 静岡朝日テレビでは2010年6月21日から不定期で数回放送された後、土日午後やスポーツ放送中止時の穴埋め番組となっている。
- 熊本県では当初テレビ熊本で放送されていたが、2010年10月15日に終了し、同月23日からは熊本放送での放送に移行している。
- テレビ和歌山では2時間スペシャルのみ同時ネットで放送されていたが、2010年10月21日放送分からは通常の1時間放送も同時ネットで放送されている。
- テレビ山口では2010年7月2日以降放送がなく、中断状態が続いている。
DVD
2010年4月以降、放送内容をまとめたDVDが順次発売されている。発売元はテレビ東京、発売協力はテレビ東京メディアネット、販売元はポニーキャニオンである。なお、BGMはテレビ放送版と異なるものを使っている。また、収録は放送順ではなくランダムで、1巻につきレギュラー回が収録される場合は2回分、2時間スペシャルで収録される場合は1回分を収録する形式になっている。発売内容は放送履歴の項を参照。第1〜6巻は特典映像が収録されていなかったが、第7巻からは「もっとゆったり空中散歩」という名目で、ナレーションや追っかけテロップを省いた特典映像が収録されている。
歴代エンディングテーマ
備考
- 工場を発見した時は、その工場で製造される製品の製造工程が紹介される事が多い。また、くもじいとくもみが何かの商品・製品になってしまったりするシーンなども紹介され、時には視聴者プレゼントになる場合もある。
- 紹介するテーマが県の場合、その県の市町村のデータと特徴が表示される事が多い。なお、2010年5月13日放送の「瀬戸内海の島々」では島のデータと特徴が、同年7月29日放送の「富士五湖」ではそれぞれのランクが表示された。
- 2011年1月1日に放送された『今年も生だよ芸人集合 笑いっぱなし伝説』の1コーナーとして、「クイズ!空から板尾を見てみよう」というパロディ企画が放送された。隅田川周辺地区や上野〜国立科学博物館〜東京スカイツリー周辺を板尾の行動ロケを中心にした構成となっていて、ナレーションは本家と同様に伊武と柳原の2人が担当。くもじいとくもみも出演、さらに番組で使用されているテロップや演出も忠実に再現するなど、実質的なコラボレーション企画となった。
- 2011年1月16日に放送された『neo sports』では、プロ野球・北海道日本ハムファイターズが鎌ヶ谷球場で行われた新人歓迎式典にて、斎藤佑樹を追いかける報道の一環として、『空から佑ちゃんを見てみよう』という、当番組を意識したスタイルを用いた。
脚注・出典
関連項目
- 当番組終了後にテレビ東京でのみ放送された関東ローカルのミニ番組。ナレーションは広中雅志。当番組エンディングでくもじいが「もう少しだけ、飛んで行くかのう。」などといった最後のナレーションを行った後(この時、テレビ東京のみ「この後は…○○〈○○には天空散歩で紹介される都市〉の街を空から散歩」という予告テロップを表示する)、くもみがそれに答える様に「はーい。」とナレーションを行い、(雲をイメージする)白の画面へフェードアウトされ、本編は終了する。そして、ステブレレスで『天空散歩』が白の画面からのフェードインで始まるといった様に、自然な流れで番組がつながっている。2010年9月16日までは上記の演出に加え次回予告の映像すらなかったが、同年10月14日からは次回予告とその映像が放送される様になった。なお3月までは最後のスポットCMで天空散歩の番宣CMが流されていた。11月25日の2時間スペシャルでは最後のスポットCMの最初に「カンブリア宮殿」の予告スポットが流された。
- 天空散歩は2011年3月31日で放送終了したため、現在は「もう少しだけ、飛んで行くかのう。」「はーい。」というナレーションは行わず、フェードアウトも行われない。
- テレビ東京系列と一部の他系列局で、当番組の終了後の午後9時から放送される番組。ジャンルは違うが、稀に同番組とのコラボレーションを行う事がある。
- 1回目は2009年11月5日放送の「京都」。またこの日の『天空散歩』では「嵯峨嵐山」が紹介された。
- 2回目は2010年6月10日放送の「江ノ電」。空から何かを発見した時に何も分からずに「正解はこの後9時からの和風総本家で」と視聴を促すナレーションが流れ(この箇所は同番組のナレーションを務める麻生美代子が担当)、その後放送された『和風総本家』でも鎌倉を空から見る映像が挿入された。またこの日の『天空散歩』でも「北鎌倉」が紹介された。
- 2010年12月からは、最初のCMの最後に番組宣伝が流され、「このあと9時」というテロップも表示されるようになった。
- 2011年2月24日放送の「秘境の鉄道スペシャル」では、磐越西線を紹介する際に「和風総本家的な路線」とアナウンスされていた。
- 2011年3月24日は和風総本家のスペシャル番組を放送したため休止。なおこのスペシャル番組にくもみ役の柳原可奈子がゲストとして出演していたが、番組の中で当番組について触れる事はなかった。
- 3回目は2011年5月5日放送の「空から鎌倉のお寺を数えてみよう」。番組中に2回、豆助がくもじいとくもみの前に現れ、その後にCMが流れる。この日の和風総本家も「誰も知らない鎌倉のすごい職人さんを探してみた」と共に鎌倉を取り上げ、番組内ではくもじいを枕に眠る豆助の様子が放送されるなど、約1年ぶりのコラボとなった。
- コンセプトは似ているが、こちらは空撮のみであり、日本の地形の秘密を科学の視点でナレーターと専門家の解説を交えて検証する。日本テレビ傘下の日テレアックスオンが制作。
外部リンク
テレビ東京系列 木曜19:58枠 |
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