ビデオのダビングをしながら、TVをつけていました。
水の事が
上は、最後 下は、その内容の一部
きれいな水は、どうも「消石灰」と関係がありそうのヒントを得ました。
・正直言って、「消石灰」では、相当の苦楽を体験しています。
・苦か楽か は、運動会に校庭へライン引き
・雨上がりに、ラインのそばの水・・澄んでいたなあ/真剣に、子供心に見ていたか・・・
・苦楽は、もっと沢山ありますが・・・/野菜作り・四国は高知県のこと等/・・・
・ところで、「消石灰」
水酸化カルシウム(すいさんかカルシウム、Calcium hydroxide)は、化学式 Ca(OH)2 で表されるカルシウムの水酸化物。消石灰(しょうせっかい)とも呼ばれる。俗称で、生石灰(せいせっかい、きせっかい、酸化カルシウム)と区別するため「けしせっかい」と言われる場合もある。固体はカルシウムイオンと水酸化物イオンからなるイオン結晶である。水溶液は強いアルカリ性を示し、二酸化炭素を簡易的に検出する試薬として多用されている。
生産 [編集]
酸化カルシウムに加水すると生成する。その水和熱はかなり大きく、乾燥剤としてよく用いられる生石灰に水を加えることは危険である。
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消石灰の2008年度日本国内生産量は 1,527,210 t、消費量は 597,551 t である[1]。
用途 [編集]
グラウンドなどに白線を引くラインパウダーによく用いられるほか、火力発電所の排ガス中の硫黄酸化物の除去、酸性化した河川や土壌の中和剤、凝集剤としても用いられる。 近年、目にはいると失明のおそれがあり非常に危険なことが指摘されており、白線用としてはより安全な炭酸カルシウムに変更することが推奨されてきている。 砂、海草抽出物と練ったものは漆喰と呼ばれ、壁や天井に塗られる。固まるまでに時間がかかるが長持ちする内外装材である。これが固まるのは下に示すように空気中の二酸化炭素を吸収することによって炭酸カルシウムが生成するからである。
また、コンニャクの凝固剤としても使用されている。
ほかに、試薬、食品や化粧品のpH調整剤、カルシウム補充剤、化学合成原料、体質顔料、殺菌剤、歯科治療における感染根管処置時の貼薬剤などとしても用いられる。
そのほかに石灰水は実験などに用いられる。
反応 [編集]
水溶液の性質 [編集]
水酸化カルシウムは水に少量溶解し塩基性を示し飽和溶液の電離度が0.8程度と高いため強塩基として分類されるが、溶解度はアルカリ金属などの水酸化物よりはるかに低く、塩基としての作用はこれらより弱い。その溶解度積は以下の通りで飽和水溶液はpH=12.4である。
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また、水に対する溶解熱が発熱的であるため、溶解度は温度の上昇と伴に減少する。
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水酸化カルシウムを酸で中和したものであるカルシウム塩水溶液は極僅かに加水分解するがほとんど無視し得る。その酸解離定数は以下の通りである。
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従って水酸化カルシウムの第二段階塩基解離定数は以下のようになる。
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二酸化炭素との反応・変化 [編集]
水酸化カルシウムが飽和した水溶液は石灰水(Lime water)と呼ばれ、二酸化炭素を吹き込むと炭酸カルシウムが析出し、白く濁る。これは生成する炭酸カルシウムが水に難溶性であるためである。
更に過剰に二酸化炭素を吹き込むと、炭酸カルシウムと二酸化炭素と水の結合により炭酸水素カルシウム(Ca(HCO3)2)が生成される。炭酸水素カルシウムは水に溶解するので濁りも消える。ただし以下の平衡定数の関係上、2倍程度に薄めた石灰水でないと濁りは完全に消えない。
アンモニア発生実験 [編集]
実験室でアンモニアを発生させるとき、強塩基かつ不揮発性の水酸化カルシウムと塩化アンモニウムを混合して加熱する。
人体への影響 [編集]
水溶液はアルカリ性を示すため、粘膜・皮膚を侵す。特に目に入った場合は角膜・結膜に障害を起こすことがあるので、速やかに流水で十分に洗眼し、緊急に眼科医の診察を受けるべきである。
胃に入った場合は胃液で中和されるため人体への影響は少ないが、多量に摂取すると下記のような健康への影響がありうる。
脚注 [編集]
- ^ 化学工業統計月報 - 経済産業省
関連項目 [編集]
世界遺産/ 自然遺産の番組を見ていると、「水と消石灰」が、結構に編集されて居る。
この正月の間にも、3回は出くわした・・メモったノートには、ですが・・・新たな楽しみが増えました。
・遺産名と國など・・・。
・・・・・・・・・・・・又、又・・いかに・・楽しみどころではないことだ・・・・・・・・
鳥インフルエンザと消石灰について
- ・ここでは、鳥インフルエンザ発生農場にまかれる「消石灰」の意味(理由)について解説しています。(2007.01.30追加)
(1) はじめに
- ・日本国内の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した場合、発生した農場の敷地に白い粉が大量にまかれているのをニュース映像などで目にすることがあります。この白い粉は「消石灰」(しょうせっかい)です。
- ・国が定めた「家畜伝染病予防法」という法律の施行規則で、鳥インフルエンザが発生した場合の対処の仕方が定められていますが、この中に「消石灰による消毒」について規定されているのです。消石灰には消毒効果があり、水害などによる土壌汚染や細菌感染の防疫、消毒用としても用いられることがあります。
鳥インフルエンザ発生農場に関するニュース |
平成19年1月24日 (読売新聞) |
宮崎県日向市の養鶏場、消毒作業続く |
宮崎県日向市東郷町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑いがある肉用鶏が 大量死した問題で、県は24日、前日に引き続き、養鶏場の消石灰による消毒作業 を行った。 24日朝、県庁で開かれた県の対策本部会議に出席した本部長の東国原(ひがしこ くばる)英夫(そのまんま東)知事は「(全国一の養鶏県である)宮崎に大打撃を与え るのではないかと心配している。 被害を最小限に食い止めたい」と強調。会議終了後、同市東郷町の養鶏場の視察に 向かった。 |
(2) 鳥インフルエンザと消石灰
- ・2004年1月12日、国内では実に79年ぶりとなる鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)が山口県阿武郡阿東町で確認され、大きなニュースとなりました。
- ・このとき、鳥インフルエンザの防疫および消毒用に多くの消石灰が使用され、他の農場へのウイルス伝染防止に力を発揮しました。
- ・普段、消石灰については、運動場のライン引きに使われたり、畑にまいたりするくらいしか馴染みがありませんが、以下に鳥インフルエンザ発生農場の消毒に「消石灰」が用いられる法的根拠について示します。
消石灰を使用する法的根拠 |
国が定めた法律の中に「家畜伝染病予防法」というものがあり、その施行規則に鳥インフルエンザが発生した場合の対処 の仕方が定められています。鳥インフルエンザ発生時は、この施行規則の定めに従って防疫および消毒用として消石灰が 使用されました。 . |
家畜伝染病予防法では、 ・「第17条」に、発生した場合、都道府県理知事は、まん延防止のためその家畜の殺処分を命ずることができること。 ・「第21条」に、処分した家畜は焼却又は埋却しなければならないこと。 (*処分する羽数が多く、短期間で焼却できない 場合は、埋却の方法がとられます) ・「第25条」に、発生した畜舎等の施設を消毒しなければならないこと。 . が定められており、これらを実施するための具体的な基準として、 ・「施行規則 第29条」に焼却、埋却等の基準として「焼却、埋却等及び消毒についての農林水産省令で定める基準は、 別表 第二の通り」とし、その別表の中で、 . ・別表 第二の二:埋却の基準の項に 「埋却の方法 2.死体の上に厚く消石灰をまいて土でおおう」と記載がある。 また、 ・別表 第二の三:消毒の基準の項に 「薬物消毒 1.消石灰による消毒 生石灰に少量の水を加え、消石灰の粉末として 直ちに消毒目的物に十分にさん布する」(生石灰は、少量の水を注げば熱を発して崩壊するものを用いること)と記載が あり、注意として、消毒の実施の基準が記載されています。 . |
以上が、鳥インフルエンザ発生農場で「消石灰」が防疫、消毒用に使われた法的根拠となっています。 |
埋却する場合の基準 |
飼養羽数の多い養鶏場における鳥インフルエンザ発生の場合、鶏は炭酸ガス(二酸化炭素)により安楽死させられ、埋却 処理されることがあります。この「埋却の基準」について以下に示します。(*家畜伝染病予防法 施行規則より抜粋) . |
1.埋却を行う場所 |
次に掲げるいずれかの場所 . ① 死亡獣畜を埋却する施設を有する死亡獣書取扱場 ② 人家、飲料水、河川及び道路に近接しない場所であって日常、人及び家畜が接近しない場所 . |
2.埋却の方法 |
① 埋却する穴は、死体又は物品を入れてもなお地表まで1メートル以上の余地を残す深さとする。 ② 死体の上には厚く生石灰をまいてから土でおおう。ただし、土質の軽い土地においては石片等をもって死体をお おってから土でおおう。 . |
3.適用(注記) |
埋却した場所には、次の事項を記載した標示をしておくこと。 . ① 埋却した死体又は物品にかかる病名及び家畜にあってはその種類 ② 埋却した年月日及び発掘禁止期間 ③ その他必要な事項 |
(3) 消石灰と生石灰 【参考】
- ・この項では、「消石灰」(しょうせっかい)と「生石灰」(きせっかい、せいせっかい、なませっかい)のちがいについて示します。(*2009.01.25追加)
名称 |
化学名 |
化学式 |
性質や用途 |
消石灰 |
水酸化カルシウム |
Ca(OH)2 |
・グラウンドなどに白線を引く「ライン引き」として用いられていたが、近年、目にはいると失 明のおそれがあり、危険なことが指摘されて「ライン引き」用としてはより安全な炭酸カル シウムに変更することが推奨されている。 ・消石灰は、酸性化した河川や土壌の中和剤、凝集剤としても用いられる。 ・砂、海草抽出物と練ったものは漆喰(しっくい)と呼ばれ、住宅の壁や天井に塗られる長 持ちする内外装材である。また、こんにゃくの凝固剤としても使用されている。 ・消石灰は病原菌を殺す強アルカリで手荒れを起こす。 |
生石灰 |
酸化カルシウム |
CaO |
・生石灰は水と反応して発熱する。水を加えると発熱し、数百℃にまで温まった後、水酸化 カルシウム(消石灰)を生成する。 ・用途としては、乾燥剤や殺虫剤などに用いられるほか、缶入の清酒や弁当を温めるため に水と生石灰を袋詰めにし、紐(ひも)を引くと両者が混合して発熱するようにして、温かく 飲食できるようにした商品もある。 ・消石灰の生産原料である。生石灰は消石灰よりも強い化学物質で、皮膚に付着すると化 学ヤケドやタダレを起こすので注意を要する。 |