6/4 水 朝刊
長嶋茂雄さん死去 ミスタープロ野球 89歳
韓国大統領に李在明氏 革新系 3年ぶり政権交代
折々のことば:3415 鷲田清一
大きな、力強い物語が書きたかったら、それと同じ熱量で、反対側にブラン コを振り切る。 (小川糸)
(天声人語)長嶋茂雄さん逝く
「巨人ぎらい」の話は聞いても、「長嶋ぎらい」の人にお目にかかったことはない。だれにでも愛される、幸福な人――。1974年、長嶋茂雄さんが現役を引退するという日の朝に、天声人語は敬意を込め、そう書き出している▼▼▼▼▼「失敗は成功のマザー」「初めての還暦を迎えました」。言葉の妙で、だれをも笑顔にさせる天才だった。幾多の人が明日を信じ、歯を食いしばった時代の象徴が、遠くへと旅立った。
◆ (しつもん!ドラえもん:5455)なつやさい編
南米(なんべい)が原産地(げんさんち)で、メキシコ先住民(せんじゅうみん)の言葉(ことば)で「ふくらむ果実(かじつ)」という意味(いみ)を持(も)つ野菜(やさい)は?
◆ こたえ
トマト
ナワトル語(ご)で「ふくらむ果実(かじつ)」という意味(いみ)の「トマトゥル」が由来(ゆらい)とされているよ。日本(にほん)には江戸時代(えどじだい)に伝(つた)わったとされているんだ。
6/4 水 夕刊
李在明氏、韓国大統領に就任 「国民の統合が責任」
日韓の首脳会談、早期開催に意欲 石破首相
大統領の肝いり給食、波紋 無償提供…食中毒疑い1000人超 インドネシア
素粒子
権力者の愚かさも民主主義の強さも。嘘(うそ)の海をかき分ける難しさも。この半年、隣国から学んだ。さあ、我らにも選挙の夏が来る。
◇
フェイクは心の隙に忍び込む。大統領候補の殴り合いや檻(おり)に入った姿は笑い飛ばしたのに、妻を叱りつける映像には騙(だま)されかけた。
◇
新政権の懸念は公約の司法改革との声。巨大権力が法に手を突っ込む怖さ。トランプ氏で十分だ。
◇
光州事件を歌うBTSの曲を聴きたくなった。〈熱をもって熱を制す。法を手放すなんてありえない〉