見いりました。
2010.4.6更新
当社がNHK(関西)「ルソンの壺」で紹介されます。
【放送時間】
●関西地域の放送 4月11日(日)午前 7:45~ 8:10
・世の中にないものを作る。
・インクゼットプリンターで、卵に印字。
・消耗品は「景気」に左右されない。
・生ビールの樽、使用済みは 洗浄時にすぐ消える。
・和歌山の備長炭
・黒 墨 文字
・・・・・・段ボール 懐かしく 思い出しています・・・・
番組タイトル「ルソンの壺」には、深~い意味がこめられています。
「ルソン壺」は安土桃山時代に海外から輸入された陶器で、今も日本各地の博物館で目にすることができます。じつはこのルソン壺は壮大な物語に包まれています。
大阪・堺の商人、呂宋助左衛門(るそん・すけざえもん)です。文禄2年(1593)フィリピン・ルソン島で日用品として使われていた壺に「日本に持ち帰れば茶壺として売れる!」と目をつけ、大量に輸入。そのねらいは的中して時の権力者・豊臣秀吉や千利休がルソン壺を高く評価、豪商や大名が争って求めるお宝となり、助左衛門は巨万の富を築いたというのです。
そして現代。関西には助左衛門のように独創的な発想でビジネスチャンス、つまり「現代のルソン壺」を見つけ、成功を収めている企業が数多くあります。 番組タイトル「ルソンの壺」には、「元気な関西企業の着眼や発想に迫りたい」という番組スタッフの思いがこめられています。
・・・・・HPを開いて・・お勉強・・・
豆知識は、すごい。
・インクジェットの話
- インクの話
産業用インクジェットプリンター用インクは、「軽快に飛び」「速やかに乾燥し」「厳しい環境に耐える」 ことが求められているのです。
- バーコードの話
よく見かけるバーコードは縦にバーが並んだ形をしています。このバーを横方向に読んで、バーの幅、間隔の幅を読み取り、数字(または文字)に変換するのが、バーコードの働きです。
はじめから数字を書いておけばよさそうなものですが、数字を読み取るには、OCR(光学文字読取)という複雑な処理が必要です。
バーコードはそのままでは人間には理解できませんが、機械的な読み取りには適したものなので、印字→機械読み取りの媒体として使われています。
最もよく見かけるバーコードは、JANコードといって、様々な商品についているものです。スーパーやコンビニのレジで、もはやなくてはならないものになっています。
生鮮食品の原産地表示、加工食品の表示、アレルギー物質を含む食品に関する表示、遺伝子組み換え食品の表示に関しては、随時改訂されていますので、農林水産省のサイトをご覧ください。
備長炭の定義としては、日本農林規格(JAS)では樫を白炭に焼き、三浦式硬度(*)15度以上の物と決められ、硬い備長炭は硬度20度と、当然ノコギリでは切れず、ハンマ-のかわりに釘を打つことも出来る程、硬いものです。
現在、備長炭はJASからはずされていますが、この規格は全国木炭協会等の認定により、維持されています。新しい木炭の規格は、固定炭素含有量と精煉度を基準として作られています。
備長炭の規格は、樫の木を白炭で炭化したもので、固定炭素90%以上、精煉度0~2度です。元素組織としては、炭素92~3%、灰分2~3%、揮発分4~5%位、また精煉度とは炭化の度合いを示すもので木炭表面の電気抵抗を測り、0~9の10段階で表示し、木炭精煉計により測定した炭化度で、電気抵抗の指数で示します。
この電気抵抗は炭化温度に関連します。炭化温度を上げていくと電気抵抗は少なくなり、700度位の温度で炭化した炭はかなり電気が伝わり、1,000度位で炭化した炭(白炭)では電気の流れはさらによくなります。これは炭素の構造が、温度が上がるにしたがい整然としてきて、黒鉛の構造に近づくことに起因します。
無定形炭素といわれている炭素類の炭素構造は基本的には黒鉛の炭素構造と似ていますが、分子が非常に小さいため、通電性が良くなります。
※ 三浦式硬度とは、鉛が1度、鋼(はがね)が20度で20段階に均等に区別されています
・備長炭の特徴
一般に火力が強いと言われていますが、本来は黒炭よりも低温で長時間燃焼します。煙が出ず雑味が付かないため、炭火焼を売り物にする料理屋(鰻屋、焼き鳥屋)などで重宝されています。また、最近では燃料として使うだけでなくさまざまな用途に利用されています。
水がミネラルウォーターに
優れた吸着量でカルキ臭の原困となっている塩素や悪臭が消えてしまいます。
備長炭の中に含まれているマグネシウム、マンガン、カルシウム、鉄分など、健康に欠かせないミネラル成分が、水に徐々に溶け出し、天然水と変わらない「まろやか」な味わいのおいしい水に変わります。
さらに備長炭から放射される遠赤外線が水の分子を小さくし、吸収力の高い「すっきり」した水にかえます。
ご飯がふっくら
炊飯時に備長炭を入れて炊くと遠赤外線のパワーで芯まで熱がいきわたり、ふっくらした美味しい、ご飯が炊き上がります。
おふろに入れて温泉気分
水の分子集団が小さくなり、キメ細かい状態で肌に滑らかな快い感じを与えます。
また遠赤外線放射により体の芯まで暖めてくれ、湯冷めしにくくなります。
有害物質である塩素のほとんどを除去するので一番風呂でも肌にピリヒリと刺す感じがなくなります。
お部屋や玄関に
湿度を調整したり脱臭の効果があるので快適にすごせます。
備長炭でエコ洗濯
備長炭が汚れの成分を吸着して洗濯水を浄化し、汚れの成分を出やすくします。
備長炭と塩だけで、洗剤やせっけんを使わない洗濯法は、地球環境と人体にやさしい洗濯法といえます。
楽器にしてこころの癒しに
普通の黒炭よりもかたくて叩くと澄んだ金属音がするので、風鈴や炭琴(たんきん。備長炭を使って作られた楽器で木琴の形をしている。)にして心地よい音を楽しむことができます。
備長炭は「植物炭末色素(Vegetable carbon black)」という食品添加物に相当します。
「植物炭末色素」とは「植物を炭化して得られた、炭素を主成分とするもの」として定義されています。
その他、最近では備長炭を粉末にして菓子やうどんなどに練りこんだ食品も販売されています。
紀州技研工業では、食品添加物としてみとめられている備長炭を原料に備長炭インクを開発し、食品への直接印字の可能性を広げました。
炭は危険物として扱われていますが、和歌山県木炭協会が発行する「紀州備長炭証」の貼られた和歌山の紀州備長炭だけは特別に国内線の航空輸送が可能です。
コメント
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