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大浦天主堂
Oura Cathedral 20180623.jpg
大浦天主堂
 
情報
用途 教会
着工 1862年
竣工 1865年
開館開所 1865年2月19日
改築 1875-1879年
所在地 長崎県長崎市南山手町5-3
座標 北緯32度44分3.0秒
東経129度52分12.5秒
座標: 北緯32度44分3.0秒 東経129度52分12.5秒
文化財指定 国宝
指定日 1933年1月23日:旧国宝(現行法の重要文化財に相当)指定
1953年3月31日:国宝(文化財保護法)指定
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創建時の大浦天主堂
 
大浦天主堂(現況)
 
天主堂内部
 
大浦天主堂下入口に隣接する大浦教会

大浦天主堂(おおうら てんしゅどう)は、長崎県長崎市にあるカトリック教会堂である[注釈 1]江戸時代幕末開国後、1865年元治2年)に建立された。日本に現存するキリスト教建築物としては最古である。正式名は日本二十六聖殉教者天主堂。その名のとおり日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられている。

1953年昭和28年)、国宝に指定された。また、2007年平成19年)にユネスコ世界遺産(文化遺産)暫定リストへ掲載が決まり、2018年(平成30年)に登録が決まった「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する文化財の1つである[1][2]2016年(平成28年)に日本初の小バシリカに指定された[3]

信仰の場であるとともに観光地でもあり、拝観は有料である。大人600円、2018年4月1日からは「キリシタン博物館」開設に伴い1000円となる[4]

観光客の増加に伴い、1975年(昭和50年)に、天主堂に登る石段横の隣接地にカトリック大浦教会が建てられ、毎日のミサは大浦教会で行われている[注釈 2]