7/1 火 朝刊
(お金はどこへ 2025参院選)増えぬ手取り、増える社保料 少子高齢化、低所得世帯ほど重い負担
国会議員所得、2513万円 自民最多 国民、維新続く 24年平均
景気「足踏み状態」、57社 物価高、個人消費が失速 主要100社調査
悲しみは続く イラン
折々のことば:3433 鷲田清一
わたしは、彼らが冷酷な野獣ではなく、その犯罪は部族社会のロジックによるものだと理解する道を見つけた。 (ダーチャ・マライーニ)
(天声人語)半夏生のタコとサバ
猛暑のなか、涼を求めて入った植物園の水辺でハンゲショウの群生を見つけた。青々と茂った葉は、花の穂に近い数枚だけが刷毛(はけ)で塗ったように白い。地味な花に代わって、花粉を媒介する昆虫を呼び寄せるためだと考えられている。花が終わると緑色に戻る▼▼▼▼▼〈木の揺れが魚に移れり半夏生〉大木あまり。草木や魚や、自然が生んだ大切な存在に思いをはせる。かつて農作業の節目だった半夏生に、今年の稲が無事に育ちますようにと祈る。
◆(しつもん!ドラえもん:5481)はっこうしょくひん編
蒸(む)した大豆(だいず)がねばねば糸(いと)を引(ひ)く食品(しょくひん)は? 昔(むかし)は稲(いな)わらに包(つつ)んで作(つく)っていたよ。
◆
こたえ
納豆(なっとう)
元(もと)は稲(いな)わらについた天然(てんねん)の納豆菌(なっとうきん)で、大豆(だいず)を発酵(はっこう)させて作(つく)られた。血栓(けっせん)を防(ふせ)ぐといわれる酵素(こうそ)「ナットウキナーゼ」など栄養価(えいようか)に富(と)んでいるよ。
7/1 火 夕刊
「恥」だった収容、いま刻む 大戦下の米国、隔離された日系人の手紙本に
米国のコメ「日本は受け取らない」 トランプ氏主張「不足なのに」
路線価、4年連続上昇
素粒子
近ごろ、うちの夕飯にも松竹梅あり。4千円超の銘柄米。前農水相放出のブレンド米。古古古古米2千円也(なり)。今晩はどれにするか。
◇
恐る恐る炊いた備蓄米に古米臭なく。八十八の手間を味わうのみ。ただし、ほのかな選挙の香りあり。株価ならぬ米価連動内閣。
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やはりコメを狙ってきたか。瑞穂(みずほ)の国の米不足。落としどころならぬ脅しどころ探るタリフマン。
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半夏生(はんげしょう)。年の半分が終わる日でもある。巳(み)年だからか。猛威をふるう虎のせいか。ただ長かった。
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